「ジョージア行進曲」（Marching Through Georgia ：ヘンリー・ワーク作曲、アメリカ合衆国） – 「パイノパイノパイ」、「東京節」とも。/世界の民謡

「ジョージア行進曲」は、アメリカ南北戦争中に北軍が南部ジョージア州を占領した際に歌われた行進曲です。作曲者のヘンリー・ワークは、南北戦争中に北軍の歌曲を多数作曲しており、その中でも特に有名な曲の一つです。

歌詞は、南部ジョージア州を占領した北軍の勝利を讃える内容で、特に「パイノパイノパイ」というフレーズが有名です。このフレーズは、南部の白人が黒人奴隷を呼ぶ際に使われた「パイノ」という言葉をもじったもので、北軍が南部の奴隷解放を目指していたことを象徴しています。

「ジョージア行進曲」は、アメリカ合衆国だけでなく、世界中で演奏される民謡の一つとして知られています。日本でも「東京節」というタイトルで親しまれており、戦後の復興期には、日本の自衛隊の行進曲としても使用されました。

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