「アメイジング・グレイス」は、英国・スコットランド地方の民謡であり、キリスト教の賛美歌としても知られています。この曲は、1779年にイギリスの牧師であるジョン・ニュートンによって作詞され、メロディはスコットランドの民謡「ニュートン・オブ・エア」から借用されました。
「アメイジング・グレイス」は、神の恵みによって罪から救われた人々の感謝の気持ちを表現しています。歌詞には、「私を救ってくださった主の恵みによって、私は今ここに立っています」という意味が込められています。
この曲は、19世紀にアメリカ合衆国で奴隷制度廃止運動の中で歌われ、アフリカ系アメリカ人の間で広く愛唱されるようになりました。また、第二次世界大戦中には、アメリカ軍の兵士たちによっても歌われ、戦後には世界中で広く知られるようになりました。
「アメイジング・グレイス」は、その美しいメロディと深い意味から、世界中で愛される民謡の一つとなっています。
(懐かしの世界の民謡をラウンジピアノアレンジした演奏でリクエストも受付中です。)
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