テンションコードとは
テンションコードとは、主にジャズやフュージョンなどの音楽ジャンルで用いられる、コードに加えることで音楽に色や深みを加える効果があるコードのことを指します。
テンションコードは、その名の通り、音に緊張感やテンションを与えることができます。 一般的に、テンションコードは、原則として既存のコードに「9」「11」「13」といった数字を加えたものを指します。
例えば、C7(9)コードは、C7コード(C、E、G、B♭)に9度の音であるDを加えたもので、C7(13)コードは、C7コードに13度の音であるAを加えたものになります。
「♯9」「♭9」「♯11」「♭13」
また、テンションコードには、「♯9」「♭9」「♯11」「♭13」などといった、通常の音階には存在しない音を加えることもあります。これらの音を加えることで、より独特なハーモニーが生まれ、表現力が高まるとされています。 テンションコードは、ジャズやフュージョンなどの音楽ジャンルで頻繁に用いられる他、ロックやポップスの曲でも、アレンジの一部として取り入れられることがあります。