フリジアンスケールとは
フリジアンスケールとは、西洋音楽の音階のひとつで、基本的な形は「1 – ♭2 – ♭3 – 4 – 5 – ♭6 – ♭7 – 1」となります。このスケールは、ナチュラルマイナースケールの7度をフラットにした形とも言えます。フリジアンスケールは、中世の教会音楽においても用いられ、ミドルイーストの音楽やフラメンコなど、民族音楽でも用いられることが多いです。
「1 – ♭2 – ♭3 – 4 – 5 – ♭6 – ♭7 – 1」
フリジアンスケールは、ドリアンスケールやエオリアンスケールと比べ、独特な雰囲気を持っています。独特な半音のステップが生み出す音階的な不協和音は、民族音楽やフュージョンなどの音楽ジャンルで重要な役割を果たします。
代表的な曲としては、レッド・ツェッペリンの「Kashmir」、マイルス・デイヴィスの「So What」、メタリカの「Enter Sandman」などが挙げられます。これらの曲は、フリジアンスケールを使用したギターソロやベースラインが印象的で、重厚な雰囲気を持っています。
ピアノスケール一覧はこちら