ロクリアンスケールとは
ロクリアンスケールとは、西洋音楽の音階のひとつで、基本的な形は「1 – ♭2 – ♭3 – 4 – ♭5 – ♭6 – ♭7 – 1」となります。このスケールは、メジャースケールの7度をフラットにした形とも言えます。また、このスケールは、マイナー7thコードの「viim7」のアルペジオとしても使われます。
「1 – ♭2 – ♭3 – 4 – ♭5 – ♭6 – ♭7 – 1」
ロクリアンスケールは、ジャズやフュージョンなど、多くの音楽ジャンルで使われます。このスケールは、西洋音楽において最も不協和音が多いとされ、不安定で暗い印象を持っています。
代表的な曲としては、メタリカの「Sad But True」、ジャコ・パストリアスの「The Chicken」、マイルス・デイヴィスの「Half Nelson」などが挙げられます。これらの曲は、ロクリアンスケールを用いたギターソロやベースラインが印象的で、不協和音をうまく取り入れた独特の音楽性を持っています。
ピアノスケール一覧はこちら