ハーモニックマイナースケールとは
ハーモニックマイナースケールとは、西洋音楽の音階のひとつで、ナチュラルマイナースケールに比べて7度が半音上がっています。
基本的な形は「1 – 2 – ♭3 – 4 – 5 – ♭6 – 7 – 1」となります。日本語では「和声短音階」とも呼ばれ、一般的に「Aハーモニックマイナー」「Eハーモニックマイナー」などのように、基音を表す英字の後ろに「ハーモニックマイナー」と付記されます。
「1 – 2 – ♭3 – 4 – 5 – ♭6 – 7 – 1」
ハーモニックマイナースケールは、ナチュラルマイナースケールよりも明るい音色を持ち、神秘的で不気味な雰囲気を演出することができます。このため、ロックやメタル、クラシック音楽などで使用されることが多く、ハーモニックマイナースケールを用いた曲も多数存在します。
ハーモニックマイナースケールの代表的な曲としては、「Für Elise」や「エリーゼのために」が挙げられます。また、ハーモニックマイナースケールは、フラメンコギターの演奏にもよく用いられます。
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